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【カメラ初心者】カナダのホワイトホースでオーロラ撮影!

今年は太陽活動が活発になる周期!これを逃すとまた11年後ということで、8月下旬に夏のオーロラ鑑賞旅行へ行ってきました!

なぜホワイトホース?

オーロラ観測は大きく北欧か北米かの選択肢があると思いますが、私が今回カナダのホワイトホース決めた理由は3つあります。

1:カナダは晴天率が高いらしいこと。
 約11年前にフィンランドでチャレンジしましたが全日曇り空でオーロラ鑑賞が叶わなかった経験も大きいです。

2:8月下旬でもオーロラが見えること。
 マイナス数十度℃の極寒の中で待ち続ける体力と気力もなく、少しでも温かい環境で見られるのが魅力的でした!

3:日中のアクティビティにも困らないこと。
 冬のオーロラ鑑賞では日中は様々なスノーアクティビティがありますが、夏はこれらはありません。
 そんな中、ホワイトホースはすぐ近くに町があったり、野生動物保護区見学や列車でアラスカまで行くなど
 様々なアクティビティがあり、日中も十分観光を楽しめそうと思い、イエローナイフではなくホワイトホースに。

 ▽参考にホワイトホースでの観光記事のリンクです。


オーロラ撮影の準備

オーロラ撮影の機材の準備は星空を撮影する場合とほとんど同じです。

・カメラ
 私はCanon「EOS R10」を使用しています。
 R10はAPS-Cセンサーですが初心者の私には十分な性能を発揮してくれます。
 EOS R10:レンズ交換式カメラ・レンズ|個人|キヤノン

・レンズ
 こちらはなるべく広角でF値が小さいもの
 タムロン「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」を使用。
 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD (B060) | タムロン | TAMRON
 カーテン状に出現するので広角が絶対におすすめです!!

・三脚
 長時間露光が必要なため必須アイテムですがカメラを固定できれば本当に何でも大丈夫です。
 私は旅行で持ち歩いても邪魔にならないコンパクトで2~3,000円くらいのものにしました。

こんな感じで撮影に必須の3点セットが揃いました。

カメラの設定

外は真っ暗なのでカメラの設定は屋内で済ますのが良いです。
初心者の私は、普段いじらない設定にどのダイヤルを回すのか、どのボタンを押すのか毎回あたふたします。
(普段は専らオートで撮影し、カメラの性能を活かしきれておりません。。)

レンズをMFに設定
 これを忘れるとピント合わずボケた写真になってしまいます。

・カメラをマニュアルモード(M)に設定
 これでシャッタースピード・絞り値を自分で調整可能になります。

・絞り値の設定
 最小値に設定します。撮影の間、この値は変更しません。

・シャッタースピードの設定
 10秒~20秒が良いそう。実際に撮影しながら微調整が必要。
 オーロラは動くので、あまり長いとブレたように写る気がしました。

・ISOの設定
 800~1600程度が良いようです。こちらも実際に撮影しながら微調整が必要。
 オーロラは星空より明るいため気持ち暗めの設定でよい感じでした。

撮影時はシャッタースピードかISOを調節し、自分の納得のいく写りに探していきます。
オーロラごとに明るさや速さが異なるため、前日と同じ設定ではうまく映らないなんてこともありました。
その時のオーロラのコンディションに合わせて臨機応変に調整が必要です!!

オーロラの出現時間

私は3日滞在しましたが、概ね深夜2~3時の間がオーロラが活発に見られました。
8月下旬なら深夜でも10~5℃なので、ダウンとブランケットで一晩中外にいても耐えられる環境でした。

オーロラの撮影結果

1日目

初日は山の遠くにぼーっと見える程度でした。
肉眼では薄いモヤのように見えるだけ。

(f/2.8,露出25秒,ISO2000)

2日目

肉眼でもはっきりとオーロラが見えた日でした!
写真でもはっきりとカーテン状のオーロラが撮影できました!!

(f/2.8,露出15秒,ISO1250)

この日はスティーブというオーロラとは別のものも出ていると宿の方が教えてくれました。
あっという間に消えてしまい、撮影はできませんでした。。

3日目

最終日もオーロラ鑑賞はできましたが、昨日よりは遠くに発生していて光も弱めでした。
色は昨日と異なり少し赤っぽい感じもありました。
カメラの設定を昨日と同じにしていると暗く写ってしまい、オーロラに合わせた設定が必要と学びました。

(f/2.8,露出13秒,ISO1600)

スマホでもオーロラ撮影は可能!

スマホでも以下の手順で、オーロラを背景に記念写真を撮ることが出来ます!
・スマホのナイトモードを使用し、シャッタースピードを5~10秒に設定。
・一瞬だけ別のスマホでライトを当てる。
・被写体は10秒間動かず、じっと我慢!

注意:撮影後のカメラの扱い

10℃以下の屋外から暖かい室内へカメラをそのまま持ち込むと結露してしまう恐れがあるため避けた方が良いです。
・部屋に戻る際は、カメラを外の空気を入れるようにしてビニール袋に入れ、口をしっかり結びます。
・そのまま室内に置いておき、徐々に室温に馴染ませる。
・その日はそのまま寝て、お昼の活動の時間に袋から取り出す。
このようにして、急激な温度変化を防ぐようにしてください。

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